「忙しいのに、なぜ仕事に意味を感じられないのか」。当時の私も、同じ悩みを抱えていました。
私は地方公務員として4年間、施設管理や大会・イベントの運営を担当しました。朝8時に勤務を始め、夜21時ごろまで働く毎日です。休みの日もイベントで潰れ、有給休暇は1日も消化しませんでした。しかし、仕事全体に「自分でなくてもいい」と感じていました。
本記事では、役所の仕事に意味を感じなかった日々を解説します。動けなかった理由と、辞めてから気づいたことも書きます。
同じように忙しさの中で悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
※本記事は2013〜2017年当時の私個人の体験です。仕事の内容や忙しさは、自治体や部署によって異なります。
役所の仕事に意味を感じなかった日々

役所の仕事に意味を感じなかった日々について、下記の2点を解説します。
- 21時まで働く毎日と自分でなくてもいい
- 忙しさが当たり前だった職場
21時まで働く毎日と自分でなくてもいい
私が担当していたのは、施設管理と、大会・イベントの運営です。平日は、朝の7時ごろに起きて、8時から勤務を始めていました。終わるのは、夜の21時ごろです。同じ流れが、毎日続いていたのです。休みの日も、イベントの対応で潰れていました。イベントと手続きが重なる時期は、週7日働くことも珍しくありませんでした。
有給休暇の消化日数は、4年間で0日です。私の場合、暇な職場ではありませんでした。むしろ、時間に追われる毎日です。「つまらない」より、「意味を感じない」のほうが近い感覚でした。仕事自体は嫌いではなく、パワハラのような大きな出来事もなかったのです。ただ、業務量は本当に辛いものでした。
仕事全体に対しては、「自分でなくてもいい」と感じていました。施設管理でも、大会やイベントの運営でも同じです。作業の1つが、例年どおりの段取りの繰り返しでした。内容は、次のような作業です。
- 前年の資料の書き換え
- 会場・業者の手配
- 当日の運営の段取り
- 施設の定期的な確認と手続き
担当が変わっても、同じように進められる作業だと感じていました。1つの場面に絞れないほど、感覚は仕事のすべてに広がっていました。
忙しさが当たり前だった職場
職場の先輩や同僚は、忙しいことを当たり前のように、武勇伝として話していました。休みを取らなかった話や、帰宅が遅かった話で盛り上がります。「家に帰ってシャワーを浴びたら、寝ないで職場に戻った」という話が、凄いこととして語られていました。私は、話に合わせて笑っていました。ただ、少し違和感を覚えていたのです。
周りが同じように働いている中で、私の感覚も麻痺していたのだと、今は思います。家族や職場の外の人には、仕事の状況を話していました。ただ、話せる相手は多くいませんでした。忙しいのに意味を感じない状態は、外から見えにくいのだと感じます。大きな出来事が何もないからです。
3年目の体の変化については、下の記事に書いています。
動けなかった理由と辞めたあと

動けなかった理由と辞めたあとについて、下記の2点を解説します。
- 異動を言い出せなかった
- 辞めてから気づいたこと
異動を言い出せなかった
私は、異動の希望を出さず、上司にも相談しないままでした。他の部署は、もっと大変そうに見えたからです。夜遅くまで、他の部署の電気がついていました。他の部署の人から話を聞き、異動した人の様子も見ていました。異動した人は、疲れている様子で、さらに忙しそうに見えたのです。もう異動したくない、と思いました。
異動を言い出せる状況ではありませんでした。異動すれば変わったのかどうかは、私にはわからないままです。
辞める前に何を考えたかは、下の記事にまとめています。
辞めてから気づいたこと
麻痺していた感覚に気づいたのは、辞めてからです。職場の中にいる間は、気づけませんでした。辞めたあとの仕事では、休みの日に休めました。家でゆっくり過ごし、やりたかったこともできたのです。仕事のことを忘れて休めたことに、安堵しています。公務員で激務だった頃を思い出して、ほっとしたのです。
「忙しいのに意味を感じない」という感覚がなくなったと気づいたきっかけは、休みの日に休めたことでした。仕事の内容が違うため、公務員の仕事と単純な比較はできないと考えています。公務員の仕事を否定する気持ちもないのです。
辞めると決めたあとにやったことは、下の記事にまとめています。
まとめ

役所の仕事に意味を感じなかった日々を、振り返りました。朝8時から夜21時ごろまで働き、休みの日もイベントで潰れる毎日でした。仕事全体に「自分でなくてもいい」と感じ、忙しいのが当たり前の職場で、感覚が麻痺していたのです。気づけたのは、辞めてからです。働いていた当時の私には、「無理しないで」と声をかけてあげたいと思います。
忙しさの中にいる人も、どうか無理をしないでください。仕事を変える選択肢を調べたい人は、下の記事も参考にしてください。公務員・福祉職向けの転職エージェントをまとめています。
公務員・福祉職におすすめの転職エージェント【異業種転職に強いサービス】
※本記事は私個人の体験をもとにした内容です。仕事の内容や忙しさは、自治体や部署によって異なります。辛い状態が続くときは、医療機関などの専門家にご相談ください。

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