「また転職するのか」。1回で終わらせられなかった自分を、どこかで責めていました。
福祉業界から教育業界への2回目の転職を決めたとき、1回目のワーホリ帰国後にはなかった葛藤がありました。転職回数への抵抗感です。休職期間中、頭から離れなかったのを覚えています。本記事では、1回目と2回目の転職を並べて見えた変化について解説します。
資格・スキルがなかったことで残る後悔や、2回の転職を経て得られたものについても書きました。「回数」より大事だと今の私が感じている視点についても触れています。転職回数を気にして踏み出せずにいる人は、ぜひ最後までご覧ください。
※本記事は私個人の体験をもとに書いています。メンタル面でお困りの人は医療機関にご相談ください。
2回の転職を並べて見えたこと

1回目と2回目の転職活動を振り返ると、変わらなかった部分と、変わった部分がありました。下記の2点を解説します。
- 1回目と2回目で「変わらなかったこと」
- 1回目と2回目で「変わったこと」
1回目と2回目で「変わらなかったこと」
サービスの使い方や職務経歴書の書き方は、2回目のほうが慣れていました。ただ、心境の面で変わらなかったことがあります。変わらなかったのは「正直に話す」という姿勢です。1回目のワーホリ帰国後の転職では、ブランクを曖昧にしようし、面接で言葉がぎこちなくなりました。
ぎこちなくなった反省から、2回目の福祉から教育への転職でも、退職理由については正直に伝えています。一貫していたのは方針だけではありません。「これが正解だ」と断言できないまま動いていた感覚も、1回目と2回目で共通していました。うまくいった結果はあっても、確信を持って選んだわけではなかったというのが、正直なところです。
1回目と2回目で「変わったこと」
1回目のときは、ブランクへの不安が漠然としていて、何をどう準備すればいいのかわかっていませんでした。2回目では、退職理由とブランクの説明をセットで準備することを行いました。ただ、「また転職するのか」という気持ちの重さは、軽くなったわけではありません。
むしろ、2回目という数字に対して、新しい種類の抵抗感を抱えることになったのです。
※本記事は私個人の体験をもとに書いています。メンタル面でお困りの人は医療機関にご相談ください。
「転職していいのか」という葛藤とどう向き合ったか

2回目の転職を決断する前、私には1回目のときにはなかった葛藤がありました。下記の2点を解説します。
- 1回目のときにはなかった不安
- 2回目転職を決断した理由
1回目のときにはなかった不安
1回目の転職は、公務員を辞めてワーホリを経てからのものでした。当時は「転職回数」そのものを意識する余裕はなく、目の前の生活を立て直すことに必死だったと思います。しかし2回目の福祉から教育への転職を考え始めたとき、状況は違いました。休職期間中、ずっと「また転職するのか」という問いが頭から離れなかったのです。
転職を繰り返すこと自体への抵抗感は、はっきりとありました。1回で済ませられなかった自分を、どこかで責めていた部分もあったと思います。
2回目転職を決断した理由
2回目の転職に踏み切ったのは、「回数への抵抗」よりも「今の職場にい続ける苦痛」のほうが上回ったからです。福祉2社目の職場で3回目の適応障害を経験し、休職に入った状態で、同じ職場にとどまることが現実的ではありませんでした。回数を気にする気持ちがなくなったわけではありません。
ただ、抵抗感を抱えたまま職場に留まり続けるより、動くことを選んだというのが実感に近いです。「今の苦痛から抜け出したい」という気持ちが勝ったのが正直なところです。
※本記事は私個人の体験をもとに書いています。メンタル面でお困りの人は医療機関にご相談ください。
後悔していること・やってよかったこと

2回の転職活動を振り返って、後悔していることとやってよかったことを、下記の2点にまとめます。
- 今振り返って後悔していること
- 2回転職したからこそ得たもの
今振り返って後悔していること
私が今後悔しているのは、強みとなる資格やスキルを持っていなかったことです。国家資格のような、誰の目にも明確な武器があれば違ったのではないかと、今でも感じています。資格や専門スキルを条件に挙げている求人を見るたびに、「当てはまらない」という感覚があったのです。
SNSで資格や専門性を生かして活躍している人を見るたびに、「強みがあれば」という気持ちが湧きました。転職活動に限った話ではなく、私の人生全般で感じていることでもあります。今から資格取得やスキル習得を考えている人は、ぜひとも取得しましょう。
2回転職したからこそ得たもの
資格やスキルという面では後悔がある一方で、2回の転職を経たからこそ得られたものもあります。得られたのは、対人コミュニケーション力です。転職を繰り返すということは、必然的にさまざまな年代・立場の人と関わることになります。地方公務員、福祉業界の同僚や利用者、教育業界の同僚や生徒。
違う環境で、違う人たちと関係を築く経験を重ねてきました。資格のように形として残るものではありません。ただ、早く馴染もうとする感覚や、異なる価値観の人と接するときの構え方は、鍛えられたと感じています。
※本記事は私個人の体験をもとに書いています。メンタル面でお困りの人は医療機関にご相談ください。
2回目の転職を考えている人に伝えたいこと

今、2回目の転職を考えている人に向けて、下記の2点を伝えたいと思います。
- 「回数」より大事だと感じている視点
- 2回目を決断する前にやればよかったこと
「回数」より大事だと感じている視点
転職回数が多いと、選考で不利になるという話をよく目にします。実際、私自身も回数を意識して、抵抗感を抱えていた時期がありました。ただ、今振り返って伝えたいのは、回数よりも大事にしてほしい視点があります。きついと感じているなら、休職してもいい、ということです。
きついと感じて涙が出るくらいなら、休んでもいいはずです。私自身、たびたび休職を経験しましたが、休んでも社会は会社を含めて勝手に回っていくものだと実感しました。自分がいなくても、意外となんとかなるのが社会です。だからこそ、回数を気にしすぎず、気楽に転職してみてもいいのではないかと、私は感じています。
2回目を決断する前にやればよかったこと
正直に言うと、2回目の転職を決断する前に「やっておけばよかった」と思うことはありません。サービス選びや準備面での反省はありすが、決断について悔いはないというのが率直な気持ちです。「回数を気にして動けなかった時間」よりも、「苦痛を感じながらも動いた事実」のほうが、意味がありました。
まとめ

異業種転職を2回経験して、資格やスキルという面では今も後悔があります。一方で、対人コミュニケーションの力という、形にはならない武器を得られたとも感じています。1回目も2回目も、「これが正解だ」と確信を持てたわけではありませんでした。
しかし、休んでもいい、社会は回っていく、という感覚を持てたことが、転職を経て私が得た学びです。私自身の2回目の転職活動の詳しい流れについては、下記の記事をご覧ください。
福祉職から教育職への異業種転職でやったこと【2回目の転職実録】
転職サービスの比較については、下記の記事もあわせてご覧ください。
ブランクありでも使える転職サービス比較【適応障害・ワーホリ帰国者向け】
公務員・福祉職におすすめの転職エージェント【異業種転職に強いサービス】
「また転職していいのか」と迷っている人に、本記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
※本記事は私個人の体験をもとに書いています。メンタル面でお困りの人は医療機関にご相談ください。

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